概況/前引け 短観の先行き鈍化で、東京は冴えない。ソフトバンクは買収案件で財務悪化を警戒

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,303円33銭の99円78銭安、TOPIXは1,232.20の6.68ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は490、値下がり銘柄数は1,126。出来高は10億443万株、売買代金は8,808億円。

日銀短観(12月調査)で、大企業製造業の業況判断は+16(前回比+4)でしたが、次回3月調査分の先行き予測値が+14と低下しました。また、2013年度の大企業全産業の設備投資計画も前回9月調査では5.1%増だったものが、12月調査では4.6%増に下方修正されています。

本日の東京株式市場は、日銀短観の見通しが重しとなり小幅安となりました。17日~18日に米FOMCを控えていることも、様子見要因となっています。

業種別では、ノンバンクや自動車、繊維、紙パルプ、非鉄、機械など値下がり率上位で、値上がり率上位は倉庫輸送関連や空運、電力ガスなど。

日銀短観において業種別の業況判断の先行き低下で、マツダ(7261)富士重工(7270)などの自動車株が値下がりし、石油製品は12月調査の業況判断が低下しているため、JX(5020)昭和シェル(5002)なども冴えない展開です。

ソフトバンク(9984)は、傘下の米携帯電話第3位スプリントが同4位のTモバイルUSの買収の検討に入ったと報じられたことで、財務体質の悪化要因と警戒されています。不動産会社のヒューリックは株価上昇を理由にみずほ証券が投資判断を引き下げたことが影響、アスクル(2678)は決算を発表し、ドイツ証券の格下げもあって売られています。

一方、NTT(9432)は14日の日経新聞に、南アフリカ子会社を通じ、フランスのITサービス会社のネクスティラワンを買収するという記事が掲載され、シッカリした展開です。ディップ(2379)はアルバイト求人情報サイト「バイトルドットコム」のサイト機能強化や、景況感の改善による求人需要の拡大で、上方修正を発表したことから急騰しています。

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