概況/大引け ドル円が103円90銭台と年初来高値を更新し、5年2カ月振りの水準に上昇したことが好感。ただ、ドル円の伸び悩みで、日経平均も上げ幅縮小

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,403円11銭の61円29銭高、TOPIXは1,238.88の3.35ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は495、値下がり銘柄数は1,145。出来高は35億9,893万株、売買代金は3兆7,488億円。

円相場が一時1ドル=103円90銭台と年初来高値を上回り、2008年10月以来、約5年2ヵ月振りの水準となったため、日経平均は1時半過ぎに15,532円(前日比191円高)まで買われました。ただ、ドル円が伸び悩むと、日経平均も上げ幅を縮小しました。

米国で11月の小売売上高が前月比0.7%増(予想は0.6%増)、自動車を除く小売売上高は0.4%増(予想は0.2%増)となり、ガソリン安や株高、不動産高などで個人消費が堅調なことから、量的緩和の早期縮小観測が高まりました。金利が上昇したため、米国株は売られましたが、ドル高となり、円安に向かいました。

日経新聞に公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、カナダで最大規模の公的年金と組み、海外のインフラ投資を始めると報じられたことで円安に拍車が掛かりました。

東京株式市場では、エイチーム(3662)が引き続き買われ、指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)も堅調で、ファナック(6954)は三菱UFJモルガンスタンレー証券が目標株価を18,700円→20,400円に引き上げたことが好感されました。一方、ソフトバンク(9984)は小幅安で、円安もトヨタ(7203)ホンダ(7267)の反応は限定的でした。

エイチアイエス(9603)は場中に2013年10月期決算を発表。最終利益が前期比4.6%減で、2014年10月期も1.1%増と横這い見通しを示したため売られました。

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