概況/前引け 日経平均がプラス圏に浮上、25日移動平均線も意識

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,404円59銭の62円77銭高、TOPIXは1,240.30ポイントの1.93ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は526、値下がり銘柄数は1,100。出来高は22億384万株、売買代金は2兆4,357億円。

米国で11月の小売売上高が前月比で0.7%増加し、市場予想の0.6%増を上回ったため、来週17~18日のFOMCでは量的緩和の縮小に近づくと警戒され、昨日のNYダウは104ドル安の15,739ドルと売られました。

東京株式市場は下値抵抗を見せ、本日の先物・オプション取引のSQ(特別清算指数)値が市場推計で15,303円19銭となったことや、25日移動平均線(15,240円処)が下支えとなっているようです。業種別ではゴムや非鉄、証券、紙パルプ、食品などが小幅ですが上昇しています。値下がり率上位は保険や電力、石油、倉庫など。

日本では年末の証券優遇税制廃止を前にした駆け込み的な節税売りが出ていますが、優遇税制廃止の前例として2002年末に源泉分離課税が廃止された際には、駆け込み売りは11月下旬から12月上旬がピークとなり、中旬以降は下火になったので、今後の売り圧力の低下が見込まれています。

個別銘柄では、エイチーム(3662)が朝方は利食い売りに押されましたが、その後は再び騰勢を強めストップ高、ファナック(6954)東芝機械(6104)などの設備投資関連も堅調な展開です。

帝国電機製作所(6333)は中国のPM2.5の対策で脱硫装置用の超大型ポンプに引き合いが増えているそうです。クレハ(4023)はクレディスイスが目標株価を400円→660円に高めたことが材料視されています。

新興市場では、日経ジャスダック平均が1,987円25銭の1円60銭安。東証マザーズのMCJ(6670)は、独立委員会からレノ社に対して「大規模買付対抗措置の発動をすべきでない」との勧告書を受領したことから急騰しています。

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