概況/前引け 財政合意から緩和縮小懸念でNYダウが下落し、東証はほぼ全面安。日東電工が下方修正で大幅安

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,265円75銭の249円31銭安、TOPIXは1,238.11の12.34ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は330、値下がり銘柄数は1,277。出来高は11億4,065万株、売買代金は1兆475億円。

米国で民主・共和両党の超党派委員会が財政運営に関する協議で暫定合意しましたが、昨日のNYダウは129ドル安の15,843ドルと売られました。政府機関再閉鎖は回避され、歳出の強制削減も減ることから、景気の下押し圧力が後退するという見方で、FRBが量的緩和の縮小を行いやすくなると受け止められました。来年11月に中間選挙が行われるので、政府機関の再度の閉鎖を回避するために、財政問題は中間選挙後まで先送りしようというムードが醸成されているようです。

米株安から、東京株式市場はほぼ全面安となり、業績下方修正を発表した日東電工(6988)の影響で、液晶偏光板の住友化学(4005)も下方修正不安から売られています。メジャーSQを控え、裁定解消売りも不安視され、ソフトバンク(9984)ファーストリテイリング(9983)も軟調な展開です。

エイチーム(3662)は韓国のオンラインゲーム大手NHNエンターテインメントと資本業務提携を行い、「LINE」向けゲームに進出すると6日に発表したことが有望視され、4日連続ストップ高となりました。連れ高していたDeNA(2432)グリー(3632)などは売られています。ただ、KLab(3656)はヤフーのデータセンター子会社IDCフロンティアと技術提携すると日経産業新聞で報じられ反発しています。

値下がりする銘柄が支配的な中で、NTT(9432)が逆行高となりました。持株会からの買い注文が入っているという噂や、スマートフォンでのデータ通信を格安で使える「SIMカード」をNTTコミュニーケーションズがローソンで売り出すというニュースも好材料視されたようです。

日経ジャスダック平均は1,988円73銭の7円70銭安。ザインエレクトロニクス(6769)は10Gbpsの高速通信が可能な新しい情報伝送(インターフェース)の要素技術開発に成功したと発表し大幅高となっています。

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