概況/前引け 米株安や円安一服、SQ前を警戒し、東京市場は幅広い業種が値下がり。一方、低位の建設株が値上り

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,529円28銭の82円03銭安、TOPIXは1,251.56の4.77ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は479、値下がり銘柄数は1,119。出来高は11億5,254万株、売買代金は9,884億円。

前日のNYダウが小幅ながら値下がりし、円安も一服で、今週金曜日の先物・オプション取引のSQ(特別清算指数)算出日をを控えているため動きにくく、東京株式市場は小幅安となりました。業種別では、紙パルプや精密、ノンバンク、倉庫、電力、機械、ゴムなどが値下がり率上位で、値上がりは建設と情報通信の2業種にとどまっています。

ボルカールールの最終案は、導入時期が2015年7月と1年延期となり不安要因を薄めましたが、日本では来年からキャピタルゲインと配当課税の引き上げがあり、個人投資家の売りが上値抑制となっています。

円安一服でトヨタ(7203)ホンダ(7267)は小幅安となりましたが、軽自動車の増税方針も、スズキ(7269)は値上がりしています。軽自動車の税額は年7,200円→10,800円に引き上げられる方向ですが、低燃費や価格の魅力から販売はそれほど悪影響を受けないとの見方が支えとなっています。

株価が調整していた熊谷組(1861)大豊建設(1822)鉄建建設(1815)などの低位の建設株が値上がり率上位に並び、安倍政権の国土強靱化政策に見直し買いも入ったようです。

真珠のTASAKI(7968)は2013年10月期の営業利益予想を1億1,000万円(前期は赤字5億1,600万円)→2億600万円に上方修正したことで大幅高となりました。アベノミクス効果で百貨店での販売が好調でした。

日経ジャスダック平均は1,994円35銭の5円97銭安。直近の急騰に加え、ゴールドマン・サックスの格下げから、東証マザーズ市場でミクシィ(2121)がストップ安売り気配(7,560円、前日比1,500円安)となっています。一方、デジタルガレージ(4819)が堅調な展開、米ツイッターが上場来高値を更新したことが材料視されています。

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