概況/前引け NYダウは5日続落も、日経平均は寄り付きを安値(64円安)に持ち直す。ただ、米雇用統計を前に反発も限定的

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,203円52銭の26円03銭高、TOPIXは1,230.66の1.01ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は777、値下がり銘柄数は819。出来高は9億9,800万株、売買代金は9,154億円。

昨日の米国で7-9月期のGDPが改定値で上方修正され、新規失業保険の週間の申請件数も改善したため、量的緩和の縮小時期が早まると警戒されました。加えて、銀行の自己資本取引を規制するボルカールールの強化案が来週承認される見通しとなったことで、銀行株も売られたため、NYダウは5日続落となりました。

SMBC日興証券は、米国では5年債の金利上昇も目立っているので、市場は量的緩和縮小の年内開始を7~8割方織り込んだというところではないかと見ています。

今朝の東京株式市場も値下がりして始まりましたが、日経平均は寄り付きの15,112円(前日比64円安)を安値に、その後は持ち直しています。昨日までの2日間で572円下げたことから、自律反発も意識されたようです。

ただ、今晩の米11月雇用統計を控え、積極的には動きづらく、反発も小幅に留まりました。米国の雇用統計は10月の20万4千人増加に対して、本日発表の11月分の市場予想平均は18万5千人増となっています。

個別銘柄では、野村証券の目標株価引き上げ(8,920円→10,050円)を好感し値上がりしてたソフトバンク(9984)の買いは続かず、押し戻されています。ドワンゴ(3715)が反落し、トヨタ(7203)マツダ(7261)などの自動車株、銀行株、電機株は小動きです。

眼鏡店「JINS」の11月の売上高が全店ベースで前年同月比4.6%減になったことでジェイアイエヌ(3046)が4.35%安と売られています。

一方、業績上方修正を発表したクスリのアオキ(3398)や、岩井コスモ証券が投資判断を「B+」→「A」に引き上げたぐるなび(2440)の値上がりが目立ちました。三井ハイテック(6966)は第3四半期決算と増配を発表したことでシッカリした展開です。

日経ジャスダック平均は1,975円の9円14銭安。テラ(2191)はヘリオス(旧日本網膜研究所)とiPS細胞を利用してがん細胞を攻撃する免疫療法を共同開発すると発表したことが材料視されています。ただ、新興市場の他のバイオ関連は昨日買われた反動で、反落が多い状態です。

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