概況/前引け NYダウの続落や、米雇用統計の発表前に動きにくい展開。ヤマトHDなど物流会社が安い

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,365円90銭の42円04銭安、TOPIXは1,239.94の1.05ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は763、値下がり銘柄数は799。出来高は10億8.034万株、売買代金は9,861億円。

米国で明日発表される11月の雇用統計の露払い役となる、ADP全米雇用報告では民間部門の雇用者数が21万5千人増と市場予想の17万人増加を上回りました。量的緩和の縮小のタイミングが早まるのではないかという見方で昨日のNYダウは4日続落となり、東京株式市場も冴えない展開です。

ただ、米国では供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業景気指数が53.9と、10月の55.4 から低下し、予想の55.0を下回ったことや、財政協議の合意が近づいているという観測報道で、、一時は123ドル安まで売られたNYダウも終値は24ドル安と下げ幅を縮小しています。

東京株式市場ではソフトバンク(9984)が堅調となりましたが、日産(7201)が売られ、三井住友FG(8316)などの銀行株や電機株は小動きで、雇用統計の発表前は動きにくいようです。

ヤマトホールディングス(9064)セイノーホールディングス(9076)福山通運(9075)などの物流会社が安くなっています。労働採用コストや燃油コストの上昇を転嫁できるほどの値上げが行い難いと警戒されているようです。

業種別の値下がり率上位には陸運や自動車、ゴム、保険、化学、鉄鋼などが並んでいます。

一方、イーギャランティ(8771)全国保証(7164)などのノンバンク、岡村製作所(7994)イトーキ(7972)などのその他製造、東プレやパイオラックス(5988)など金属が値上がりしています。

東プレ(5975)が軽自動車向けバックドアモジュールをホンダから受注し、新工場を三重県鈴鹿市に開設し、2014年5月に稼働すると日刊工業新聞で報じられたことが材料視されました。

DeNA(2432)はスマホやタブレット向けに、連載作品を無料で読める漫画雑誌アプリ「マンガボックス」の提供を始めたと発表し値上がりしましたが、KADOKAWA(9477)が上昇し、電子書籍で提携しているドワンゴ(3715)も物色されています。日本トリム(6788)は、9月に子会社化したステムセル研究所が臍帯血を長期保管するサービスを行っていることが注目。

日経ジャスダック平均は1,993円12銭の6円07銭高。ガンホーオンライン(3765)は欧州6ヵ国(フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、オランダ、フィンランド)で「パズドラ」を配信開始と発表し続伸で、ザインエレクトロニクスやガーラが高く、ミマキエンジニアリングやアイフリークは値下がりしました。

戻る