概況/寄り付き TOPIXは884.58ポイントの5.53ポイント高、日経平均は10,640円の61円高。安倍首相が日銀に対し改めて2%の物価目標を要請したことを受け、円安が進んだことを好感。円安メリットでメリルリンチはマツダを格上げし、野村証券は日本農薬を格上げ。学習塾関連は概ね続伸。反面、土地持ち企業は反落。

概況


日経平均 15分足 MA(25-75)

日経平均 15分足 MA(25-75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,270万株、買いは1,420万株でした。

9時15分時点のTOPIXは884.58ポイントの5.53ポイント高、日経平均は10,640円の61円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,026、値下がり銘柄数は452。

昨日のNYダウは61ドル高の13,390ドルと反発しました。非鉄大手アルコアが前日発表した四半期決算が市場予想を上振れたことや、2013年のアルミ需要について楽観的見通しを示したことが好感されました。

安倍首相がデフレ脱却に向けて日銀に対し改めて2%の物価目標を要請したことを受けて、円の先安感が意識されたため、為替相場は1ドル=88円10銭近辺の円安にとなっているため、今朝の東京株式市場も買い優勢で始まっています。

トヨタなどの自動車関連やリフレ期待で証券株も買われ、昨日は値下がりしていた不動産株も反発しました。

ただ、急騰していたオリコは利益確保の売りに反落し、東京都競馬や東京テアトルなどの土地持ち企業は一服しています。

昨日、政府の緊急経済対策に祖父母が孫などに将来必要な教育資金をまとめて贈与した場合、1人当たり1,000万円~1,500万円を上限に贈与税を非課税にする措置で、ストップ高が続出した学習塾も、リソー教育は反落しましたが、東京個別指導学院や進学会や学研などは続伸しています。

円安を受けて、マツダ(7261)はメリルリンチ証券から為替感応度の高さが収益成長を加速させると紹介され、投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価も130円→225円に引き上げられたことが注目されました。

野村証券では円安で恩恵を受ける企業として日本農薬(4997)の投資判断を「Neutral」→「Buy」に、目標株価を410円→570円に引き上げました。日本農薬の会社前提は1ドル=78円ですが、1円の円安で営業利益が8千万円増加するので追い風と解説しています。

いすゞ自動車(7202)は米GMと商用車分野で再提携すると日経新聞で報じられ、新興国市場で販売拡大が期待されました。

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