概況/大引け 半年ぶりに103円台となった円安を好感、東京市場は上昇。鳥インフルエンザ関連が人気

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,749円66銭の94円59銭高、TOPIXは1,262.54の3.60ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は786、値下がり銘柄数は828。出来高は26億8,963万株、売買代金は2兆4,158億円。

ロイターが複数の日銀筋の話として、「追加緩和への手段としてETF(上場投資信託)の増額について、他の手段と比較した長所・短所を勘案しつつ、具体的な手法についてシミュレーションしている」と報じたため、円相場は一時1ドル=103円38銭まで円安が進みました。

NYダウの続落も、103円台の円安に支えられ、東京株式市場は値上がりしました。ただ、米国では年末商戦の序盤がやや振るわず、金曜日に雇用統計を控えているため、トヨタ(7203)ホンダ(7267)は円安にも反応薄でした。

業種別では紙パルプ、保険、ゴム、医薬品、情報通信、水産、化学、繊維などが値上がり率上位で、電力ガスや空運、不動産などは値下がりとなりました。

自動車部品メーカーのタカタ(7312)ジェイテクト(6473)は、通期の為替前提が1ドル=90円なので、円安メリットが期待されています。指数寄与度の高いソフトバンク(9984)も4.34%高と買われました。

香港政府は2日、家政婦として働くインドネシア人女性(36)が鳥インフルエンザに感染したと発表しました。香港で感染者が確認されたのは初めてだそうです。鳥インフルエンザの上陸を警戒し、除菌製品の大幸薬品(4574)やマスクのダイワボウ(3107)など関連株が物色されました。

積水化学(4204)はリチウムイオン電池の新材料を開発したとの報道から急騰し、日本製紙(3863)はクレディスイスが目標株価を2,100円に引き上げたことが支援材料になりました。

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