概況/大引け 感謝祭を控えNYダウの上値が重く、東京市場も続落。東証1部昇格で楽天が物色、ソフトバンクは冴えない

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,449円63銭の65円61銭安、TOPIXは1,247.08の5.94ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は552、値下がり銘柄数は1,071。出来高は21億6,709万株、売買代金は1兆9,263億円。

米国は28日が感謝祭の祝日で、29日も短縮取引で、クリスマス商戦が好調かどうかも見守られているため、昨日のNYダウの上値は重く、本日の東京株式市場も続落となりました。情報通信やノンバンク、金属、保険、化学、銀行などが業種別の値下がり率上位となっています。

ジャスダック市場の楽天(4755)が12月3日に東証1部市場に変更することで大幅高となり、JASDAQ指数を下支えしました。一方、楽天の市場変更で投資資金が細るという見方からスタートトィデイ(3092)が売られ、ソフトバンク(9984)も個人投資家の資金が奪われるという懸念から軟調な展開です。

一方、不動産株が堅調でした。国土交通省が昨日、7月1日~10月1日の「地価LOOKレポート」を発表し、住宅地・商業地を含めた全国の調査地点(150地区)のうち上昇地区が前回の99地区(構成比66%)→107地区(71.3%)へ増加したことが好感されました。

一昨日にマツダ(7261)が5月21日の高値を更新し、昨日はTDK(6762)が5月22日の高値を上回り、本日はデンソー(6902)が5月23日の高値を抜きました。日経平均は5月22日の高値に今週月曜日に迫ったもののその後は足踏みをしていますが、個別では健闘している銘柄もあるので、次はホンダ(7267)クボタ(6326)三菱電機(6503)に期待したいといった解説も聞かれました。

中国国防省が11月23日に尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したと発表しましたが、米軍のB52爆撃機2機が昨日、事前通報なしに防空識別圏内を飛行しました。軍事的緊張の高まりから、防衛関連の石川製作所(6208)東京計器(7721)が買われました。

日経ジャスダック平均は1,966円53銭の4円62銭安。東証マザーズ市場上場のテラプローブ(6627)石井表記(6336)と、ウエハレベルパッケージ(WLP)とバンプ向けに、厚膜絶縁塗布材料(ポリイミド)をインクジェット方式で塗布するインクジェットコーターを半導体業界では世界で初めて共同開発したと発表し、共に買われました。現在主流のスピンコーターでの塗布で不可欠な洗浄工程が不要となるそうです。

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