概況/大引け NYダウの連日の最高値更新や円安を好感、日経平均は年初来高値15,627円に接近

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,619円13銭の237円41銭高、TOPIXは1,259.61の11.04ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,209、値下がり銘柄数は427。出来高は25億3,156万株、 売買代金は2兆2,569億円。

先週金曜日のNYダウが連日の最高値更新となり、週明けの東京株式市場も幅広い銘柄が買われました。日経平均は5月22日に記録した年初来高値15,627円にあと僅かの水準です。

業種別値上がり率上位には情報通信や保険、電機、精密、自動車、紙パルプ、小売などが並びました。一方、値下がり率上位はノンバンクや海運、鉄鋼、ゴム、不動産などです。

11月14日の指名承認公聴会で、イエレン次期FRB議長が「雇用促進が最重要課題」との認識を示し、量的緩和の縮小が先送りされるとの見方が市場では広がり、リスクオンムードが広がっています。

外国人投資家は11月11日~15日の週に、日本株を1兆1,721億円買い越し、日銀が異次元の金融緩和を決定した4月4日の翌週(4月8日~12日)の1兆5,865億円に次いで過去第2番目の大きさとなりました。(1)世界同時株高、(2)世界的な過剰流動性によるリスクオントレード、(3)12月に個人投資家の株式需給が良くなることを見越しての先回りした買いと見られています。

ソフトバンク(9984)は米ヘッジファンド、サードポイントが1%余りの株式を取得したことで続伸し、為替前提が保守的なジェイテクト(6473)TDK(6762)横河電機(6841)などが買われました。

岩谷産業(8088)三菱化工機(6331)は、燃料電池自動車向けの水素ステーションが材料視されました。千代田化工建設(6366)も値上がりしましたが、川崎市が世界初となる水素ネットワークの確立と商用水素発電所を計画していて、このプロジェクトで同社が2015年度に川崎臨海部で世界初の水素燃料供給基地を建設します。また、為替前提が1ドル=90円と保守的な会社でもあります。

ジャパンパイル(5288)は、上方修正を発表しましたが、公募増資400万株と需要に応じて行うオーバーアロットメントによる売り出し78万2,800株も公表し、発行済み株式数が最大で16%増えることが嫌気されています。

日経ジャスダック平均は1,963円26銭の3円73銭高。日本マイクロニクス(6871)は19日の決算発表時に、世界で初めてフィルム状の2次電池「バテナイス」の量産化技術をグエラテクロノジー(神戸市)と共同開発したことを公表し、株価の値上がりが続きました。不動産流動化案件の助言や不動産担保ローンのGFA(8783)は、第3者割当増資を発表し、事業基盤が強化されるという見方からストップ高となりました。

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