概況/大引け 後場に入り失速、日経平均は一時マイナス圏。シャープや日立が高い反面、ソニーやファナックは小幅安

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,381円72銭の16円12銭高、TOPIXは1,248.57の2.26ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は580、値下がり銘柄数は1,021。出来高は30億3,889万株、売買代金は2兆9,022億円。

前日のNYダウが終値で初の16,000ドル台に乗せたことや、円相場が一時1ドル=101円35銭程度で上昇したことから、前場の日経平均は15,579円(前日比213円高)まで買われました。しかし、後場に入ると円相場が101円丁度まで円高方向に動いたため、日経平均は一時58円安の15,307円と失速しました。

昨日の米国では週間の新規失業保険申請件数が前週比2万1千件減の32万3千件と、市場予想の33万5千件程度より少なかったことや、上院銀行委員会がイエレンFRB次期議長を賛成多数で承認し、金利が低下したことも好感されました。

昨日の日銀金融政策決定会合後の記者会見で、黒田総裁は経済・物価の動向が2%の物価目標実現に向けた想定から外れる場合は「政策余地がある」と追加緩和に含みを持たせたことが、円安を加速させました。黒田総裁は具体的な対応について話すのは時期尚早と述べましたが、海外勢を中心に来年4月にも追加緩和に踏み切るとの期待が強いそうです。

個別銘柄では、ソフトバンク(9984)野村ホールディングス(8604)が上げ幅を縮め、ソニー(6758)ファナック(6954)が小幅安となりましたが、日立キャピタル(8586)オリックス(8591)は高値圏での推移となりました。日立(6501)も買われましたが、社会インフラ事業の拡大や円安効果などで今期は過去最高益だった1991年3月期の5,064億円を23年ぶりに更新すると期待されています。

シャープ(6753)は、中小型液晶パネルのIGZOを、中国の通信機器大手ZTEに供給するのに伴い、亀山第2工場で今月から生産を始めることが好材料視されました。日本MDM(7600)は、米国FDA(食品医薬品局)から人工膝関節の新製品の薬事承認取得を発表したことでストップ高となっています。

日経ジャスダック平均は1,959円53銭の2円22銭安。日本マイクロニクスは反発したものの、3Dマトリックスやジャパンティッシュエンジアリングなどバイオ関連に値下がりが目立ちました。

本日、マザーズに新規上場のじげん(3679)は、公募価格600円に対して、1,380円買い気配と初値持ち越しとなっています。

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