概況/前引け 100円台半ばまで戻した円安が好感され、東京市場は上昇。広範囲に値上がりし、保険や情報通信、機械、証券などが高い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,322円46銭の246円38銭高、TOPIXは1,243.87の10.44ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,030、値下がり銘柄数は573。出来高は13億5,272万株、売買代金は1兆1,956億円。

昨日の米国で、10月29日~30日に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)の議事要旨が公表され、「経済状況によって正当化されれば、委員会として今後数回の会合のいずれかで資産買い入れペースの縮小を決定できる、との指摘が一部メンバーからなされた」とあったため、昨日のNYダウは売られ、米国金利が上昇し、ドルは買われました。

昨日のNYダウは66ドル安の15,900ドルと売られましたが、東京株式市場は円安に救われ、上げ幅を広げました。広範囲にわたる業種が値上がりし、保険、情報通信、機械、証券、サービス、小売などが業種別の値上がり率上位に並びました。反面、不動産や空運、金属、鉄鋼などが値下がりしています。

個別銘柄では、ソフトバンク(9984)やKDDI(9433)が買われ、円安でホンダ(7267)も高く、相場上昇を好感し、野村ホールディングス(8604)大和証券(8601)なども上昇しています。

牧野フライス(6135)は、シティグループ証券がレーティングを「2」(=中立)→「1」(=強気)に、目標株価は670円→940円に引き上げたことが注目されました。

一方、三井化学(4183)は昨日の経営概況説明会で、大型市況製品(フェノール、PTA、ウレタン原料)の構造改革は来年2月中旬の第3四半期決算後に公表すると述べたことが失望され軟調な展開です。

日経ジャスダック平均は1,961円43銭の3円94銭高。ファンコミュニケーションズ(2461)が買われ、10月22日に新規上場し29日以降は調整していたシステム情報(3677)が大幅高の一方、19日に新規上場したカジュアル衣料販売のANAP(3189)は調整しています。

プラネット(2391)は、メーカーと卸との受発注や出荷、請求支払などの電子データ交換(EDI)を行っていて、ライオン、ユニチャーム、資生堂、サンスターなどが大株主となっています。本日は大幅高となりましたが、商品データベースを生活者視点で刷新し、ネット通販を展開する流通大手に提供することが材料視されているようです。

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