概況/大引け FOMC議事録の公表を控え、東京市場は様子見ムード。損保や不動産などが安い

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,076円08銭の50円48銭安、TOPIXは1,233.43の3.43ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は805、値下がり銘柄数は791。出来高は21億7,821万株、売買代金は1兆7,657億円。

本日は10月29日~30日に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)の議事要旨が公表されます。バーナンキ議長は今年6月に「年内に資産買い入れの縮小に着手し、来年半ば辺りに停止する」という見通しを示しましたが、先週のイエレン次期FRB議長の公聴会での発言で「テーパリング」(資産買い入れの段階的縮小)は先送りされるという見方が強くなっているので、10月末のFOMCで行程表の見直しが議論されたかどうかが注目されています。

東京株式市場は様子見姿勢の中、小幅安となりました。出来高や売買代金は縮小傾向です。自動車株は揉み合いで、銀行株は小幅安となり、よみうりランド(9671)東京都競馬(9672)などの土地持ち企業は売られました。損保や不動産、海運、ノンバンク、建設なども軟調で、繊維や紙パルプは堅調でした。

東京海上などの損保は好決算でしたが、来春の消費増税は支払負担増により業績に悪影響を与えるという警戒感もあり、値下がりしました。

東レ(3402)は、野村証券が投資判断を「Neutral」→「Buy」に、目標株価は710円→790円に引き上げたことが好感されました。シャープ(6753)は、米HPと複写機事業で業務提携する方針を固めたと共同通信で報じられたことが材料視されました。

日経ジャスダック平均は1,957円49銭の1円83銭高。日本マイクロニクス(6871)は決算が好感されたほか、新原理による二次電池の量産化技術の開発に成功したことを発表し、ストップ高となっています。反面、電子書籍関連のパピレス(3641)が安く、公募増資を発表したノジマ(7419)シンバイオ(4582)が大幅安です。

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