概況/前引け FOMC議事録公表を控え、東京市場は様子見から小幅安。シャープは複写機事業で米HPと提携検討と報じられ高い

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,111円51銭の15円05銭安、TOPIXは1,234.23の2.63ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は654、値下がり銘柄数は929。出来高は11億2,892万株、売買代金は8,499億円。

本日は米国で10月の小売売上高や中古住宅販売が発表予定で、10月29日~30日に開催されたFOMC議事要旨が公表されるため、東京株式市場も動きにくく、小幅安での揉み合いとなりました。

イエレン次期FRB議長は11月14日の公聴会で、非常に力強い回復の推進に向け、できることを行っていくことが欠かせないと説明し、バーナンキFRB議長が年内の緩和縮小緩和を軸とする出口シナリオを提示していたのに対して、日程にこだわっていない様子でした。FOMC議事要旨で、他のメンバーからもこうした見方が正当化されているかどうかが注目されています。10月の小売売上高は年末商戦を占う上で注目。

個別銘柄では、シャープ(6753)が複写機事業で米HPとの提携を検討と報じられたことで買われたほか、東レ(3402)は野村証券が投資判断を「Neutral」→「Buy」に、目標株価は710円→790円に引き上げたことが好感されました。

反面、保険会社や地銀株、海運株、建設株が値下がりしました。

損保会社のNKSJ(8630)は、昨日、通期の経常利益計画を810億円(前期比23%減)→1,380億円(同32%増)に上方修正しましたが、売られています。大和証券ではレーティング「3」と中立の見解で、来期には統合に伴う一時費用の発生が減益要因になる予定や、株主還元では同業他社に見劣りする可能性がある点を考慮したそうです。

ネツレン(5976)は岩井コスモ証券が投資判断を「A」→「B+」に、目標株価も1,200円→1,050円に引き下げたことが嫌気されています。

日経ジャスダック平均は1,956円69銭の1円03銭高。日本マイクロニクス(6871)は決算が好感されたほか、新原理による二次電池の量産化技術の開発に成功したことを発表しています。

一方、公募増資で発行済み株式数が最大で約18%増える見通しの家電量販店ノジマ(7419)が売られ、シンバイオ製薬(4582)も公募増資の発表で軟調な展開です。。

戻る