概況/大引け 日経平均は15,020円を安値に持ち直しの動き。日銀によるETFの購入期待や政府の経済対策(12月5日決定)が下支え

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は15,126円56銭の37円74銭安、TOPIXは1,236.86の4.81ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は591、値下がり銘柄数は1,009。出来高は22億3,720万株、売買代金は1兆9,424億円。

昨日の米国でNYダウは一時16,030ドル(68ドル高)まで買われましたが、「物言う株主」として知られる著名投資家のカール・アイカーン氏が「株については非常に懸念している。大きな調整があるかもしれない。企業利益は経営陣の力からではなく、低金利によってもたらされている」と「ロイターズ・グローバル・インベストメント・アウトルック・サミット」で発言したことが警戒され、終値は15,962ドル(14ドル高)と伸び悩みました。

米国株の調整リスクが警戒され、本日の東京株式市場も冴えない展開となりました。ただ、日経平均は11時1分の15,020円33銭(前日比143円97銭安)を安値に、下げ幅を縮めています。下落局面では日銀によるETFの買いが入ると期待されたことや、政府の経済対策が12月5日に決定されることも下げを緩和しました。

銀行やノンバンク、不動産、自動車などは値下がりしましたが、繊維や精密、鉄鋼、建設株は値上がりとなりました。

臨時国会で「産業競争力強化法案」が審議されているので、企業の設備投資も活発になるという期待からファナック(6954)キーエンス(6861)ナブテスコ(6268)などの設備投資関連が値上がりし、企業の情報化投資で恩恵を受けるSCSK(9719)も買われました。

その他、良品計画(7453)はJPモルガン証券が投資判断「Overweight」継続で、目標株価を10,400円→15,200円に引き上げたことが好感されました。日本農薬(4997)は、米FDAから外用抗真菌剤「ルリコナゾール」が承認を受けたと発表しています。

一方、ジャパンベストレスキュー(2453)は自己株式の処分、株式売り出しで需給悪化が懸念されたほか、NTT都市開発(8933)は三菱UFJモルガンスタンレー証券が投資判断を「Outperform」→「Neutral」に引き下げたことが嫌気されました。

日経ジャスダック平均は1,955円66銭の0円08銭安。パズドラの2,100万ダウンローを発表したガンホーオンライン(3765)が値上がりし、燦キャピタル(2134)が2日連続ストップ高となりました。反面、楽天や3Dマトリックス、USENが軟調なマイナスとなっています。

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