概況/前引け 利食い売りをこなしながら堅調。ノンバンク、証券、保険、銀行、タイヤなどが高い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は15,229円83銭の63円91銭高、TOPIXは1,246.45ポイントの7.41ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,007、値下がり銘柄数は572。出来高は15億7,031万株、売買代金は1兆3,031億円。

日経平均は先週後半の2日間で600円近い上げとなったため、利食い売りも出て、小幅な上げにとどまっていますが、三角保ち合いからの上放れによる先高期待でシッカリした展開です。

野村証券は日経平均を年末15,250円、来年3月末16,000円、6月末は15,000円で、9月末16,000円、年末は18,000円と予想しています。2014年度の業績に対する見方が微増益というイメージにまで悪化することを想定し、年央は15,000円程度までの調整を予想していますが、東京五輪が開催される2020年に向けた5つのテーマに期待しています。(1)デフレ脱却、(2)企業のブレークスルー、(3)長期景気循環(設備投資と公共投資)、(4)女性の活躍とシニア消費の拡大、(5)アベノクスの成長戦略で、これらのテーマの実現確率が高まればその分だけ株価の上値は切り上がっていくだろうと述べています。

今日の相場はノンバンクや証券、保険、銀行、タイヤ、鉄鋼などが値上がり率上位に来ています。任天堂が1.5%の株式を保有したドワンゴ(3715)は2日連続ストップ高で、グリー(3632)DeNA(2432)などのゲーム関連も値上がりしています。駒井ハルテック(5915)ニチユ三菱フォークリフト(7105)などの国土強靱化政策で恩恵を受けそうな企業も物色されています。

暴力団関係者への融資問題で株価が冴えなかったオリコ(4800)アイフル(8515)などのノンバンクも相場全体の値上がりや、金融緩和によるリフレ期待から出遅れ修正が期待されたのか値上がりしています。相場の先高感への期待で、SBI(8473)岩井コスモ(8707)など上昇しています。

ただ、三菱地所(8802)は小幅安で、ソフトバンク(9984)トヨタ(7203)も小幅な上げにとどまっています。

経済産業省が電力会社に買い取りを義務づける太陽光発電の買取価格を、2013年の1キロワット時38円→2015年度に30円に引き下げる案が浮上していると報じられ、太陽光発電システムの販売減少が警戒され、サニックス(4651)も売られました。

日経ジャスダック平均は1,957円14銭の11円95銭高。楽天やUSENが買われましたが、太陽光発電関連のウエストホールディングス(1407)は売られました。一方、風力発電や地熱発電の拡大に軸を移すと報じられたことで、日本風力開発(2766)が大幅高となりました。

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