概況/前引け イエレン次期FRB議長の証言原稿が金融緩和継続姿勢で、東証は買い優勢。土木株が高く、自動車株は揉み合い

概況


日経平均 日足 MA(25/75)

日経平均 日足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,771円48銭の204円32銭高、TOPIXは1,213.27の9.08ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,211、値下がり銘柄数は409。出来高は12億8,339万株、売買代金は9,742億円。

前日のNYダウが最高値を更新し、イエレン次期FRB議長の指名承認公聴会での原稿も「FRBはより力強い回復を促進するための政策手段を活用していく」と記載していることが報じられ、東京株式市場は安心感から買い優勢の展開となっています。

ただ、日経平均は14,800円の壁の前で上値は抑えられている印象です。最近の日経平均の高値は7月18日の14,808円、9月26日の14,799円、10月23日の取引時間中の高値は14,799円(この日の終値は14,426円の287円安)と、14,800円の水準で打ち返されていて、本日も10時15分の14,793円が今のところの高値となっています。

広範囲に値上がりはしていますが、米国の低金利長期化から、ドル安円高が警戒されているのか、トヨタ(7203)は小幅安で、ホンダ(7267)日産(7201)も揉み合いとなっています。

一方、三井住友(8316)が小幅ですが値上がりし、年初来高値を更新しました。昨日は下方修正で売られた鹿島(1812)などの建設株も反発し、熊谷組(1861)大豊建設(1822)など土木工事に強い建設株の値上がりも目立っています。

不動産住宅情報検索サイト「HOME’S」を運営しているネクスト(2120)は、2014年3月期の営業利益計画を13億2,200万円(前期比16.9%減)→16億9,000万円(同6.2%増)に上方修正し、12月末に1株を3株に分割すると発表したことが好感されました。

日本農薬(4997)は、2013年9月期決算の営業利益が74億5,000万円(前年同期比81.3%増)と大幅増益でしたが、今14年9月期の営業利益予想は75億円(前期比0.7%増)と横這いが示されました。しかし、SMBC証券では例年期初計画は保守的な傾向で、悲観する必要はないと述べ、95億円(前期比27.5%増)と予想を報告したため、株価も値上がりしています。

厚生労働省が後発医薬品の価格を、新薬の7割とする現行水準から5割程度に引き下げる案を13日に示したため、沢井製薬(4555)東和薬品(4553)などの関連銘柄が売られています。

日経ジャスダック平均は1,933円16銭の5円86銭高。東証マザーズ市場のUBIC(2158)は、下方修正や無配への修正を発表したことで、ストップ安売り気配となりました。ジャスダック市場ではストライダーズやレッグスなどが高くなっています。

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