概況/大引け イエレン次期FRB議長の公聴会前で動きにくく、小幅安で揉み合い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は14,567円16銭の21円52銭安、TOPIXは1,204.19の1.22ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は685、値下がり銘柄数は931。出来高は26億7,749万株、売買代金は2兆10億円。

米国では14日(木)の上院銀行委員会で、イエレン次期FRB議長の承認公聴会が開かれる予定で、量的緩和策の縮小については慎重な姿勢を見せるのではないかと見られていますが、イベント前なので、東京株式市場は動きにくく、日経平均は小幅安での揉み合いが続きました。

米国では10年債利回りは上昇していますが、金利見通しを反映する2年債利回りの上昇は軽微なので、長短金利差が拡大しています。長短金利差による利鞘拡大は米国の銀行の貸し出し意欲を高めるので、「株高・債券安(=金利は上昇)」の共存を可能にすると期待されています。

パイオニア(6773)は、上期の営業利益は前年同期比82.0%減の5億6,900万円でしたが、会社計画はゼロだったので、計画を上振れての着地が好感されました。ただ、SMBC日興証券では会社計画が上振れしたのは、研究開発費の減少と解説しています。第2四半期の売上高開発費比率は4%と、過去10年平均の7%を下回り、ライバルのアルパイン(6816)の7.5%も大きく下回っているので、成長性に対する懸念が芽生えてくる可能性を指摘しています。

その他、ソフトバンク(9984)トヨタ(7203)日立(6501)は値下がりし、宮地エンジアリング(3431)も売られましたが、三井住友(8316)が上方修正と配当の積み増しを発表したことで買われました。

日経ジャスダック平均は1,927円30銭の5円30銭高。アール・エス・シー(4664)は警備や清掃、人材派遣を行っている会社ですが、上期の営業利益が3,600万円(前年同期比56.5%増)と計画の2,200万円(同4.9%減)を上回ったためにストップ高となりました。原価低減と販売管理費の削減が寄与しました。

ガンホー(3765)エムティーアイ(9438)グリムス(3150)が買われ、昭和システムエンジアリング(4752)アドソル日進(3837)が大幅安で取引を終了しています。

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