概況/前引け 米国株安で東証も幅広い銘柄が下落。DeNAは野村証券が格下げ、宮地エンジは上方修正・復配・業務提携協議でストップ高

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,104円73銭の123円71銭安、TOPIXは1,177.39の7.34ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は534、値下がり銘柄数は1,108。出来高は11億3,550万株、売買代金は8,649億円。

米国の7-9月期のGDPが前期比年率2.8%成長と市場予想の1.9%成長を上回ったため、量的緩和の縮小が早まるという懸念から、昨日のNYダウは152ドル安の15,593ドルと売られました。日経平均も寄り付き14,026円17銭(前日比202円27銭安)まで売られました。その後は下げ幅をやや縮小しましたが、今晩は米国雇用統計の発表もあるので、様子見姿勢の中、値下がりしている銘柄は多い状態となっています。

ただ、クレディスイス証券では米国のGDPは見かけほど良くないと説明しています。成長を押し上げたのは企業在庫の予想外の急増であり、860億ドル増加し、成長に0.8%ポイントの寄与となりました。一方、最終需要は低迷したと述べています。

東京株式市場はソフトバンク(9984)ファーストリテイリング(9983)などの指数寄与度の大きい銘柄が売られています。ノンバンクや保険、陸運、不動産、小売なども値下がりしました。

DeNA(2432)は、カードバトルゲームを中心としたブラウザゲームのユーザ数が減少し、海外事業もヒットタイトルの不在で売上が伸び悩んでいるので、7-9月期の営業利益は野村証券の予想に届きませんでした。野村証券では投資判断を「Buy」→「Neutral」に、目標株価も3,300円→2,200円に引き下げています。

ニチイ学館(9792)は、英会話のCOCO塾や介護職員初任者研修も受講生が想定を下回っているので、2014年3月期の営業利益見通しを90億円(前期比2.9%増益)→66億円(同24.5%減益)に下方修正したため大幅安です。

一方、橋梁会社の宮地エンジニアリンググループ(3431)は、今期の営業利益計画を7億円(前期比16.4%増)→11億円(同83.0%増)に上方修正し、期末に2円の復配や、三菱重工と橋梁事業で業務提携の協議開始を発表し、ストップ高となりました。駒井ハルテック(5915)高田機工(5923)など、他の橋梁会社も買われています。

黒崎播磨(5352)は、未定としていた2014年3月期の業績見通しで営業利益を28億1,000万円(前期比19.1%増)、年間配当も5円予想と前期の3円50銭から増配になることを発表したことが好感されています。

日経ジャスダック平均は1,928円93銭の9円82銭安。新指数のJPX日経400に採用されたことで昨日は買われた新興市場の銘柄も今日は反落する銘柄が多く、ニューフレアテクノロジー(6256)サイバーエージェント(4751)第一興商(7458)などが安く、続伸したのはジーテクト(5970)USEN(4842)VTホールディングス(7593)と少数でした。

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