概況/大引け 前日終値を挟んでの小幅な値動き。日産は下方修正から大幅安

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は14,225円37銭の23円80銭高、TOPIXは1,182.58の0.45ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は806、値下がり銘柄数は810。出来高は26億2,541万株、売買代金は2兆1,364億円。

東証1部市場で金融を除く企業で、上期(4-9月)決算を発表した企業は577社と全体に占める割合は47.9%で、大企業が多いため、時価総額では64.3%が発表を終えました。上期の営業利益は41.8%増と、事前予想の28.7%増を上回り好調ですが、11月5日の株価は揉み合いとなりました。コマツ(6301)ソニー(6758)日産(7201)などの代表的外需企業が、2014年3月通期の業績予想を下方修正したため、中間決算発表が実態以上に株式市場にネガティブに受け止められた面があるといった解説も聞かれました。

日産(7201)は、2014年3月期の営業利益見通しを6,100億円(前期比16.5%増)→4,900億円(同6.4%減)に下方修正したため、大幅安となりました。ゴールドマンサックスは投資判断を「買い」→「中立」に、目標株価も1,150円→1,000円に引き下げています。

ブリヂストン(5108)などのタイヤメーカーや、電力株や鉄鋼株、消費税の駆け込み需要の反動減が警戒されているのか、LIXILグループ(5938)大建工業(7905)などの住宅・建材メーカーも軟調な展開です。

一方、JXホールディングス(5020)などの石油元売り企業や証券株、日本郵船(9101)などの海運株が値上がりしています。

高島屋(8233)は、百貨店5店舗とショッピングセンター1店舗で、ブラックタイガーを車海老と表示し、ステーキと表示した肉に牛脂を注入した加工肉を使用していて、誤表示があったと発表したことが嫌気されました。

ソニー製品を扱う電子部品商社のUKCホールディングス(3156)は、海外子会社で売上債権回収に疑義が生じたため、貸倒れ引当金を10億4,500万円計上し、営業利益予想を39億円(前年同期比10.7%減益)→31億6,000万円(同27.7%減益)に下方修正したことで、10%を超える下落となりました。

反面、ミネベア(6479)は、2014年3月期の営業利益計画を192億円(前期比88.8%増益)→270億円(同2.65倍)に上方修正し、大幅高となりました。タイのバーツ安が採算を押し上げ、ボールベアリングやLEDバックライトの販売が好調でした。

日経ジャスダック平均は1,924円44銭の8円57銭高。デジタルガレージ(4819)は、出資先のTwitterが7日にNY証券取引所に上場しますが、株式の予想販売価格の仮条件を17~20ドルのレンジから、23~25ドルに引き上げたことが刺激となり、11.62%高。

電子書籍のパピレス(3641)石山ゲートウェイ(7708)は、バイオディーゼル発電コンサルティングを始めることが注目されています。

戻る