概況/前引け ECB理事会をまえに円高となり、日経平均も小幅安に反落。日産が下方修正で安い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,179円26銭の22円31銭安、TOPIXは1,178.95の4.08ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は653、値下がり銘柄数は975。出来高は14億1,304万株、売買代金は1兆834億円。

11月1日の米国の10月のISM製造業景気指数が56.4(9月は56.2)と、2011年4月以来の高水準となり、ドルが買われ、11月1日は一時1ドル=98円85銭まで買われ、連休明けの東京株式市場にも好影響を与えました。

しかし、7日のECB定例理事会で追加利下げ観測が意識されているため、ユーロ安円高から対ドルでも円高圧力に戻り、本日は1ドル=98円26銭近辺となったため、朝方は121円高(14,323円)まであった日経平均も値下がりに追いやられました。

日産自動車(7201)が、通期の営業利益見通しを引き下げたことで売られています。トヨタ(7203)ソニー(6758)シャープ(6753)なども安く、ブリヂストン(5108)などのタイヤメーカー、中山製鋼(5408)合同製鉄(5410)など電炉メーカーも売られ、宇部興産(4208)三井化学(4183)などの化学株も値下がりしています。

日本ユニシス(8056)は、上期の営業利益が前年同期比43.5%減益となり売られました。前年同期に高採算案件が集中した反動から売上総利益が減少しました。

東栄住宅や飯田産業やタクトホームなど住宅のパワービルダー6社が経営統合して誕生した飯田グループホールディングス(3291)は、11月1日に発足しましたが、消費税増税前の駆け込み需要の反動減が警戒されているのか値下がりしています。三協立山や住生活グループなどの住宅設備メーカーも値下がりしています。

一方、ミネベア(6479)は、タイのバーツ安に加え、液晶バックライトで競合他社の脱落でシェアを伸ばしていることが寄与しているため、2014年3月期の営業利益計画を192億円(前期比88.8%増益)→270億円(同2.65倍)に上方修正し、大幅高となりました。

コカコーラウエスト(2579)は、子会社吸収合併と希望退職者募集を発表したことで上昇しています。7月に関東4ボトラーが経営統合し、コカコーライーストジャパン(2580)が誕生したため、コカコーラウエストも構造改革に乗り出したことが収益力を高めると期待されました。

日経ジャスダック平均は1,918円58銭の2円71銭高。ガンホーやグリムス、ディーエムエスが売られましたが、昭和システムエンジニアリングやエムティーアイが買われています。

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