概況/大引け NYダウの最高値を受け、自動車が高い。ただ、上値の重さも。ガンホーオンラインは7-9月期決算からストップ安

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は14,502円35銭の176円37銭高、TOPIXは1,204.50の11.00ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,067、値下がり銘柄数は598。出来高は34億8,076万株、売買代金は2兆7,213億円。

昨日の米国でIBMが追加の自社株買いを発表した効果で、NYダウが過去最高値を更新。東京株式市場も値上がりしました。ただ、日経平均で14,500円水準はやや上値が抑制されたようです。

米株高を受けてトヨタ(7203)などの自動車株が高く、業績上方修正を好感し資格予備校のTAC(4319)、自動車部品メーカーのエクセディ(7278)、建設クレーンのタダノ(6395)明治海運(9115)などの値上がりも目立ちました。

ただ、ジャスダック市場のガンホーオンライン(3765)は、7-9月期の営業利益が233億円となり、4-6月期比で12%減益となったことからストップ安となりました。最近賑わっていた熊谷組(1861)大豊建設(1822)などの低位の建設株も売られているので、個人投資家の損益が悪化していて、動きにくいのではないかといった解説も聞かれました。

ジャックス(8584)ポケットカード(8584)などの信販会社やアイフル(8515)アコム(8572)などの消費者金融が売られました。みずほ銀行が暴力団関係者への融資を放置していた問題で、自民党の財政金融部会と金融調査会が29日に合同会議を開き、銀行だけでなく、信販会社への審査強化を検討する方針を示したことが警戒されたようです。

一方、日本農薬(4997)は、野村証券が投資判断を「Neutral」→「Buy」に、目標株価も790円→1,500円に引き上げたことで関心を集めました。殺虫剤フルベンジアミドの「フェニックス」は2007年に上市しましたが、2013年の世界での合計販売額約4億6,000万ドルと推定し、従来予想の2億4,200万ドルから引き上げ、2014年も20%増の5億5,000万ドルを予想しています。穀物市況の高止まり、温暖な気候による害虫発生の増加、農家の単収確保の意識の高まりなどが需要増加をもたらしています。

消費税の引き上げが警戒される中、良品計画(7453)高島屋(8233)ドンキホーテ(7532)などの消費関連の株価も堅調でした。良品計画は、国内が鈍化しても中国の店舗数が2013年2月期の65店から2014年2月期には100店に拡大すると見られていて、海外での事業拡大が期待されています。高島屋は、経費構造が他社比で重く改善余地があることが収益改善期待を支えています。ドンキホーテは、消費増税でディスカウンターの存在意義が高まり、シェアが拡大すると期待されています。

日経ジャスダック平均は1,939円26銭の21円97銭安。ガンホーオンラインがストップ安となり、クルーズやデジタルガレージ、システム情報なども安くなりました。一方、グリムスやエムティーアイなどは上昇しました。

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