概況/前引け 昨日の上昇の反動も大きく、全面安。LINEが来年夏に東証へ上場方針、関連銘柄が急騰

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,312円72銭の173円69銭安、TOPIXは1,190.99の12.36ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は374、値下がり銘柄数は1,243。出来高は11億2,556万株、売買代金は8,865億円。

昨日は日銀によるETF(上場投資信託)への買いが131億円入ったことが相場を押し上げたようですが、その後のCME日経平均先物が芳しくなかったことや、週末のポジション調整の売り、円相場も1ドル=97円33銭近辺と円高警戒が抱かれているため、東京株式市場はほぼ全面安となりました。

香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙に、出資先の中国「アリババが香港市場や米国市場での目先の上場計画を断念」と報じられ、ソフトバンク(9984)は売られたようです。

リスク許容度の低下で、不動産ファンドのケネディクス(4321)が安くなりました。

信越化学(4063)は、上期の営業利益は922億2,400万円(前年同期比10.3%増益)でしたが、通期の営業利益計画は前期比8.2%増の1,700億円で据え置いたため、下期の計画は778億円となり売られました。

日本ケミコン(6997)は、モルガンスタンレーMUFGが投資判断を「Underweight」で、目標株価は400円と発表し、売られました。構造改革と円安効果は株価に概ね織り込まれたと指摘し、アルミコンデンサと電気二重層キャパシタ(EDLC)への期待値も高すぎると述べています。

ニチコン(6996)もモルガンスタンレーMUFG証券が投資判断を「Equal-weight」で、目標株価は1,050円と発表し、値下がりしています。アルミ電解コンデンサ以外の利益貢献が限定的で、豊富なキャッシュを活かしきれない状況が続くとの見方を示しています。

一方、スマートフォン向け無料通話・チャットアプリのLINEが来年夏に東証上場の方針と報じられ、LINEスタンプを手掛けているネオス(3627)が大幅高となりました。

東証マザーズ市場でもLINE向けにコンテンツを供給しているメディア工房(3815)や、LINEフリーコインの国内代理店のアドウェイズ(2489)、企業や店舗が開設するLINE公式アカウントの運用支援のネットイヤーグループ(3775)などが急騰しました。

富士通ゼネラル(6755)は、通期の営業利益計画を160億円(前期比5.8%増)→170億円(同12.4%増)に上方修正したことと、発行済み株式数の4.03%に当たる440万株を上限とした自社株買い(ToSTNeT-3)を発表したことで、買われました。

日経ジャスダック平均は1,969円36銭の5円63銭高。イマジニア(4644)もLINE上でスタンプ配信していることで関連銘柄と目され、GMOアドパートナーズ(4784)もLINE関連として買われました。

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