概況/前引け 米雇用統計の発表を前に小動き。ソフトバンクは年初来高値更新

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,698円79銭の5円22銭高、TOPIXは1,213.11の0.75ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は906、値下がり銘柄数は666。出来高は11億7,906万株、売買代金は7,434億円。

今晩、米国で9月の雇用統計が発表されるため、昨日のNY株式市場同様に本日の東京株式市場も動きにくく、揉み合いとなりました。ただ、主力株の多くが小動きの中、ソフトバンク(9984)は堅調で、年初来高値を更新しています。アリババグループの株式公開の計画で含み益の拡大も期待されているようです。

富士重工(7270)は、米国販売が好調なことや円安メリット、減速している新興国への関与が少ないことが評価され株価が上昇してきましたが、バークレイズ証券が投資判断を新規に「アンダーウエイト」で目標株価は2,900円と発表したため、値下がりしました。2015年3月期~2016年3月期は販売経費や工場投資、次世代商品・パワートレインの開発費増加などによって利益伸長が鈍化する可能性が高いと予想しています。

一方、熊谷組(1861)大豊建設(1822)鉄建建設(1815)が買われました。熊谷組は、信用取引で新規の売付けと買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする規制措置が、解除されたことが好感されました。

中国の国竜江省や吉林省では先週から集合住宅に向けた冬季のスチーム暖房の供給が始まり、石炭燃焼量が増えたため、昨日の中国東北地方の各都市では微小粒子物質PM2.5の数値が跳ね上がり、空の視界は5メートルほどと朝日新聞が報じました。PM2.5関連として、神栄(3004)はグループ会社の神栄テクノロジーが浮遊粒子計測機器(センサ)を生産していて、PM2.5のセンサも生産していることから、関連銘柄として買われました。

安川電機(6506)は、10月18日に上期決算を発表し、21日に決算説明会を開催しましたが、前下期から急拡大を遂げていた太陽電池用パワーコンディショナーの通期売上高計画が140億円→130億円へ減額修正されたことが警戒され、株価は調整しています。太陽光発電の需要家側の施工業者不足でパワーコンディショナーの受注も減速、余剰在庫払底には年末まで時間を要するとの見通しが示されました。

日経ジャスダック平均は1,952円34銭の3円81銭高。楽天やブロッコリー、リバーエレテックは売られましたが、アイフラッグやアイサンテクノロジーが買われました。

アールテック・ウエノ(4573)は、開発を進めている網膜色素変性に対するウノプロストン(UF-021)点眼液の第3相臨床試験の症例登録が完了したと発表し、当初予定よりも早いペースで登録が完了したことで買われました。

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