概況/前引け デフォルト不安の後退で高い。ただ、薄商いは継続。富士通はGSの格上げを好感

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,636円17銭の169円03銭高、TOPIXは1,208.79の12.01ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,301、値下がり銘柄数は299。出来高は11億3,415万株、売買代金は8,397億円。

米国の上院で与野党が債務上限を引き上げと政府機関の再開で合意したことを好感し、昨日のNYダウは205ドル高の15,373ドルと買われました。

その後、上院は2月7日まで政府に国債発行を認める法案を可決しました。共和党が多数を握る下院も可決する方向で、国債の利払いなどが滞る債務不履行(デフォルト)は回避される見通しとなりました。

東京株式市場も値上がりし、マツダや野村ホールディングス、富士通などが買われました。

富士通(6702)は、ゴールドマンサックス証券が投資判断を「売り」→「買い」に、目標株価も335円→480円に引き上げたことで関心を集めました。携帯電話事業の下振れは概ね認知されたと見る一方、コア事業である国内ITの需要環境は想定以上の回復を示すと見られ、この点を株価が織り込む余地があると判断したそうです。

伊藤忠テクノソリューションズ(4739)は、2014年3月期の営業利益計画を280億円(前期比3%減)→250億円(同8%減)に下方修正しましたが、悪材料出尽くしと受け止められたことや、発行済み株式数の1.34%に当たる80万株を上限とした自社株買いを発表したことが好感されました。

眼鏡店「JINS」を展開するジェイアイエヌ(3046)は2014年秋に米国のサンフランシスコに旗艦店を開くことが好材料視されています。米国のメガネ市場規模は日本の5倍弱に相当する1.9兆円なので魅力は大きいと期待されました。

一方、米インテルの2013年度の設備投資金額は3度目の下方修正となったことから、東京エレクトロン(8035)日立ハイテク(8036)などの半導体製造装置メーカーには小幅安となる銘柄も散見されました。

日経ジャスダック平均は1,916円51銭の14円29銭高。昨日は親会社のソフトバンクと共同でフィンランドのスマートフォンアプリ開発大手のスーパーセルを買収すると発表したことで、急騰したガンホーオンライン(3765)も本日は利益確保のために反落しています。

ユニバーサルソリューション(3390)SJI(2315)フォーバル・リアルストレート(9423)など株価が100円以下の銘柄の値上がりが目立ちました。

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