概況/前引け 米財政協議を見守り、東京市場は小動き。ポールトゥウィンピットクルーも恩恵波及期待

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,418円10銭の23円44銭安、TOPIXは1,194.64の2.83ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は544、値下がり銘柄数は1,080。出来高は9億4,822億円、売買代金は6,757億円。

米国の債務上限引き上げと政府機関再開に向けた与野党の協議を見守り、東京株式市場は揉み合いとなりました。

ソフトバンク(9984)は、世界の通信会社に端末などを販売する米ブライトスターの買収が報じられたことや、スマホゲームの世界大手スーパーセル(フィンランド)の買収計画で成長が高まるという期待から買われました。

スーパーセルの買収計画には、ソフトバンクの子会社ガンホーオンライン(3765)も参画しているので、ジャスダック市場ではガンホーオンラインも大幅高となっています。

ポールトゥウィンピットクルー(3657)は、ゲームの不具合(デバッグ)の検査を行っている会社で、ガンホーオンラインの大ヒットゲーム「パズル&ドラゴンズ」のデバッグも担当しています。ガンホーがスーパーセルも買収すると、デバッグの需要も増えるという期待が先行しているようです。

しかし、他の主力株は小動きが多く、トヨタやマツダなどの自動車株、三菱UFJや野村ホールディングスなどの金融株、大成建設や日本空港ビル、電通などの東京五輪関連も横這い推移となりました。

JT(2914)は、消費税率が上がる来年4月以降のたばこ価格を最大20円値上げする方向で検討に入ったと報じられ、売られました。値上げ幅として10円または20円を想定し、一部銘柄は価格を据え置くことで、たばこ全体で3%の値上げになるよう調整するそうです。JTの値上げは5%になるといった予想もあったため、3%の値上げでは収益面では物足りないという見方から売られました。

江守商事(9963)は、上期の営業利益見通しを24億円(前年同期比81.9%増益)→27億円(同2倍)に上方修正したことで買われました。中国の子会社で、食糧や金属資源などの販売が好調でした。中国での医薬や農薬、食糧などの取り扱いを増やす他、シンガポールでの貿易仲介機能を強化し、タイやインドネシアなどASEAN地域に進出している日系メーカーへの仲介貿易を進めるそうです。

日経ジャスダック平均は1,904円30銭の2円59銭安。バリューHRやアイサンテクノロジーが買わた一方、ザインエレクトロニクスや夢の街創造委員会が売られています。

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