概況/大引け NYダウの大幅高で、東証も広範囲に値上がり。臨時国会への期待でカジノ関連や投資減税関連が高い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は14,404円74銭の210円03銭高、TOPIXは1,197.17の19.22ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,547、値下がり銘柄数は162。出来高は24億7,727万株、売買代金は2兆2,708億円。

米国の政府債務の上限の引き上げ問題で、野党・共和党のベイナー下院議長らは6週間の短期間に限って債務上限を引き上げる妥協案を提案する考えを明らかにしました。閉鎖されている政府機関も来週再開する方向という観測で、昨日のNYダウは323ドル高の15,126ドルとなり、今年最大の上げ幅となりました。

日経平均の上昇率は1.48%と、NYダウの上昇率の2.18%に比べると一歩後退しましたが、米国議会も債務不履行(デフォルト)は回避しようとしている姿勢を見せたことは安心され、東京株式市場も全面高となりました。

電算システム(3630)が、NTTドコモとGoogleクラウドビジネスでの業務提携を発表し、ストップ高となりました。スマートデバイスによるクラウド活用の分野で連携し、ビジネスの拡大を図るそうです。

ソフトバンク(9984)は、野村証券が投資判断「Buy」継続で、目標株価を7,370円→8,590円に引き上げました。2015年3月期以降の業績予想に、中国最大のEC(電子商取引)コングロマリットのアリババグループからの持分法利益を加え、中期税引利益を5%上方修正したそうです。

臨時国会が10月15日~12月6日まで開催され、安倍首相は「成長戦略実行国会」と位置付けているので、政策期待の銘柄も物色され、日本金銭機械(6418)オーズミ(6428)などのカジノ関連も買われました。臨時国会には産業競争力強化法も提出されるので、投資減税で非製造業や中小企業の設備投資も促進されると、オリックス(8591)大塚商会(4768)も恩恵を受けると期待され、物色されました。

一方、ファーストリテイリング(9983)は、2013年8月期の営業利益が前期比5.1%増益の1,329億円と、会社計画の16.6%増益の1,475億円や、アナリスト予想平均の12.8%増益の1,450億円を下回ったため売られました。値引き商品に需要が集中し、粗利益率が低下したことが響きました。

日経ジャスダック平均は1,900円29銭の20円01銭高。楽天(4755)は9日続落ですが、ネットショップ一元管理のアイル(3854)や、メディアレップのDAC(4281)セプテーニ(4293)が買われました。

セルシード(7776)は、「角膜再生シート」を利用した角膜疾患治療技術に関する特許が米国で成立する見込みになったと発表し、値上がりしています。

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