概況/大引け 寄り付きの142円安から切り返し、日経平均は14,000円台を回復。自動車や不動産が高い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は14,037円84銭の143円23銭高、TOPIXは1,166.90の16.77ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,450、値下がり銘柄数は234。出来高は24億1,789万株、売買代金は1兆8,441億円。

TPP(環太平洋経済連係協定)の交渉に参加していたプリツカー米商務長官がシンガポールで講演し、米国の政府機関閉鎖は一時的、米国議会はやるべきことはやるだろうと発言したことが報じられ、東京株式市場は上げ幅を拡大し、日経平均も14,000円台を回復しました。

前日の米国ではオバマ大統領とベイナー下院議長が電話会談をしましたが、午後2時過ぎの記者会見で、オバマ大統領が、このままではデフォルトすると発言したため、NYダウの下げは加速し、159ドル安の14,776ドルと大幅続落となりました。

本日の東京株式市場も売り優勢で始まりましたが、日経平均は9時7分の前日比142円安の13,751円を安値にその後は下げ幅を縮め、11時過ぎには前日比プラスに戻りました。

日銀が異次元緩和の時間軸を強化しているという期待から、昨日反発した不動産株が本日も続伸し、米国リスクで売られていた自動車株も為替の落ち着きを受けて、トヨタ(7203)日産(7201)などが本日は反発しました。

一方、ソフトバンク(9984)は、シティグループ証券がレーティングを「1H(=買い/高リスク)」→「2H(=中立/高リスク)」に引き下げたことで売られました。国内モバイル事業の成長率鈍化と北米事業の業績や有利子負債の状況を考慮すれば、株価は当面の好材料を織り込み済みと述べています。

ブレインパッド(3655)は、日立(6501)とビッグデータ利活用事業における戦略的な協業に合意したと発表し、大幅高となりました。ブレインパッドの今期の売上高は25億円の見通しですが、両社で2017年3月末までに、国内で約20億円の売上を目指すため、インパクトは大きいと期待されました。

サンフロンティア不動産(8934)は、いちよし経済研究所がレーティングを新規に「A」で、フェアバリューを1,600円と発表しています。

日経ジャスダック平均は1,874円28銭の12円66銭高。ジャスダック市場ではネット広告のGMOアドパートナーズ(4784)ファンコミュニケーションズ(2461)が高く、東証マザーズ市場でもアフィリエイト広告のアドウェイズ(2489)がストップ高。マーケティング支援のネットイヤーグループ(3622)やカメラなどをネットと店舗で販売しているシュッピン(3179)なども大幅高となりました。ヤフーによる新戦略発表で、電子商取引やネット広告の市場が活性化すると期待されているようです。

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