概況/前引け NYダウの大幅続落で日経平均も朝方は142円安まで売られたが、その後持ち直し。トヨタが買われ、不動産続伸

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は13,955円54銭の60円93銭高、TOPIXは1,155.84の5.71ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は929、値下がり銘柄数は675。出来高は12億6,305万株、売買代金は8,721億円。

昨日の米国ではオバマ大統領とベイナー下院議長が電話会談をしましたが、午後2時過ぎの記者会見で、オバマ大統領が、このままではデフォルトすると発言したため、NYダウの下げは加速し、159ドル安の14,776ドルと大幅続落となりました。

本日の東京株式市場も売り優勢で始まりましたが、日経平均は9時7分の前日比142円安の13,751円を安値に、その後は下げ幅を縮め、11時過ぎには前日比プラスに戻りました。

米国の嵐を楽観する事はないですが、破綻する訳ではないことや、日経平均の14,000円以下では押し目買いも入っているそうで、サイコロジカルラインの3勝9敗は今年初なので、テクニカル面からの調整も進んでいるようです。

トヨタが買われ、三菱地所や三井不動産などの不動産株は昨日から堅調で、中国の国慶節の連休明けによる産業界の生産活動再開に期待してファナックやコマツなども値上がりしました。

一方、ソフトバンク(9984)は、シティグループ証券がレーティングを「1H(=買い/高リスク)」→「2H(=中立/高リスク)」に引き下げたことで売られました。国内モバイル事業の成長率鈍化と北米事業の業績や有利子負債の状況を考慮すれば、株価は当面の好材料を織り込み済みと述べています。

ネット通販の出店料や販売手数料の無料化を打ち出したヤフー(4689)は、昨日に続き本日も値下がり。バリューコマース(2491)が続伸しました。

ブレインパッド(3655)は、日立(6501)とビッグデータ利活用事業における戦略的な協業に合意したと発表し、大幅高となりました。ブレインパッドはマーケティングのデータ分析の会社ですが、日立と組み、広告宣伝や販売促進や流通チャネル設計などのマーケティング分野でのデータ分析を日立グループの顧客企業向けに提供していくそうです。

日経ジャスダック平均は1,865円69銭の4円07銭高。昨日急落した楽天(4755)が本日は下げ渋りを見せました。ドイツ証券では投資判断「Buy」を継続と述べていて、Eコマースは出店料で全てが解決するほど簡単ではないと指摘し、業績面での過度な懸念は不要と解説しています。

直近新規公開株のバリューHRが高く、ジャパンティッシュエンジアリングも反発しました。一方、ザインエレクトロニクスや田中化学研究所が売られています。

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