千利休のローソク足分析 チャートの謎を解く 兼松(8020)

概況


兼松(8020) 月足

兼松(8020) 月足

 年初来高値を更新し、約4年ぶりの高値水準を回復した。鍋底からの下値切り上げも終わり、上値試しの局面に移行したとみられる。12カ月、24カ月移動平均線だけでなく、中期の60カ月移動平均線までもが収れんした状況にあり、それら節目の突破は長いトレンド形成を暗示するものだ。短期的には、2011年2月高値104円―同年3月安値56円までの下げの倍返し150円処が上値メドになりやすい。ただ、それはあくまでの初動の延長にすぎず、その後は12カ月、24カ月移動平均線までの押しを交えながらの上昇が予想される。

 RSI(12カ月)はトレンド発生時にみられる過熱ゾーンへの一時的な上昇は予想されるも、50%水準をサポートに上昇モメンタムは継続するとみてよい。出遅れ低位株としては申し分ない存在であり、人気化で出来高が増加すれば150円はあっさりと達成するだろう。信用の買い残は売り残を上回っているが絶対水準は高くなく、仮需給面からの重荷とはなりづらい。中長期的には、02年11月安値66円―05年12月高値299円までの上昇幅233円の習性値幅が11年3月安値56円を起点に生じた289円が上値メドとなる。

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