概況/前引け 米連邦債務上限のデッドラインの接近を警戒し、買いが入れにくく、東証は幅広い銘柄が冴えない

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は13,874円02銭の150円29銭安、TOPIXは1,149.96の13.86ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は264、値下がり銘柄数は1,405。出来高は11億8,248万株、売買代金は8,612億円。

米国で新年度予算案や債務上限引き上げの協議が難航し、連邦債務上限のデッドラインをルー米財務長官は10月17日、米議会予算局は22日と指摘しているので、この期限が近づくにつれ、最悪の場合、米国債はデフォルトになるというリスクも高まるため、買いも入れにくく、本日の東京株式市場は幅広い銘柄が軟調な展開です。

ソフトバンク(9984)は値上がりしているものの、指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)が安く、日経平均に新規採用されたことで9月25日にストップ高となっていた日東電工(6988)も反動安が続いています。ファナック(6954)などの値がさ株も売られ、野村ホールディングス(8604)などの証券株、三菱地所(8802)などの不動産株、商社株も安くなり、東京五輪への期待で賑わってきた大成建設(1801)鹿島(1812)などの建設株も売られています。

東京電力(9501)も先月26日に新潟県の泉田知事が安全審査への申請を条件付きで承認したことで、来春の稼働の可能性が高まったという期待から買われましたが、買いは長くは続かず、足元調整が続いています。

日本航空電子(6807)は、防衛省に対して、作業時間を過大に計上した案件があり、9ヵ月間の指名停止措置を受けたことで売られました。

一方、10月6日の朝日新聞に、東芝(6502)が子会社の米ウェスチングハウスを通じて、フランスとスペインの大手電力会社が折半で出資し、英国で原発の新設を進めている「ニュージェン」の株式を両社から50%超取得する方向で最終調整に入ったという記事が掲載され、原発建設の受注に与れるという期待から東芝プラントシステム(1983)は買われました。ただ、東芝は値下がりしています。

府系ファンドの産業革新機構とトヨタなど民間8社を引受先とした総額1,500億円の第3者割当増資の払込みが9月30日に完了した後は、好材料の出尽くし感から売られていたルネサス(6723)には押し目買いが入り、反発しました。

日経ジャスダック平均は1,871円70銭の13円26銭安。ガンホーオンラインが反落し、先週金曜日に新規公開したバリューHRも反落。反面、グリムスや田中化学研究所が上昇しています。

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