概況/寄り付き TOPIXは857.77ポイントの3.68ポイント高、日経平均は10,398円の75円高。1ドル=86円40銭近辺の円安を受けて自動車や電機が堅調。宇部興産は岩井コスモ証券がセメント事業に注目し格上げ。

概況


日経平均 15分足 MA(25、75)

日経平均 15分足 MA(25、75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが810万株、買いは1,030万株でした。

9時15分時点のTOPIXは857.77ポイントの3.68ポイント高、日経平均は10,398円の75円高。東証1部市場の値上がり銘柄数は863、値下がり銘柄数は578。

昨日のNYダウは18ドル安の13,096ドルでした。リード上院院内総務が「財政の崖」問題の年内解決は難しいと発言したため、NYダウは一時150ドル安と売られましたが、下院が30日の午後6時半に招集されると伝わり、協議進展への期待から下げ幅は急速に縮小しました。

今朝の東京株式市場は続伸し、1ドル=86円40銭近辺の円安を受けて、トヨタや本田などの自動車株が値上がりし、キヤノンやソニー、シャープなどの電機株も買われています。

宇部興産(4208)は岩井コスモ証券が投資判断を「B」→「A」に、目標株価も150円→250円に引き上げたことで買われました。
ナイロン原料は市況低迷が長期化している一方で、主原料のベンゼンの価格が上昇し、採算的には非常に厳しいそうですが、既に株価は業績未達リスクを織り込んでいて、2013年は国土強靱化政策や復興需要に伴うセメント関連して再評価される展開に期待したいと解説しています。
セメント事業は三菱マテリアル(5711)と販売で連携しており、宇部興産と三菱マテリアルが生産したセメントを全量、宇部三菱セメントが買い取り、販売しています。
宇部三菱セメントのセメント販売量は約1,800万トンと、国内シェアは太平洋セメント(5233)と匹敵する規模となっているそうです。

昭和電線ホールディングス(5805)は2013年1月から廃熱を利用して発電する熱電発電部品の実用化に向けた実験を始めると日経産業新聞で報じられことが材料視されています。従来品に比べて単位面積当たりの出力を10倍超に高めたものを開発、高温下での耐久性や出力性能などを検証するそうです。

反面、昨日まで活躍していたジャックスやオリコなどのノンバンクは本日は一服となっています。

原子力規制委員会の田中委員長が、全国で唯一稼働中の関西電力の大飯原発の重要施設直下に活断層があれば、関西電力に稼働停止を指示する方針ということや、全原発の審査は3年では無理と語ったことが朝日新聞で報じられたため、他の電力株も揃って売られています。

また、飯田産業やアーネストワンなどのパワービルダーも6社の経営統合計画で一昨日に一斉にストップ高となった反動で、本日も続落となっています。

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