概況/前引け 米雇用統計発表延期や米財務省からのデフォルト警告レポートでNYダウが売られ、日経平均も一時14,000円割れ。ただ、その後は下げ幅緩和

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,095円58銭の61円67銭安、TOPIXは1,166.92ポイントの7.07ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は344、値下がり銘柄数は1,307。出来高は12億9,005万株、売買代金は9,335億円。

政府機関の閉鎖の影響で、米国労働省は9月の雇用統計の発表を延期し、米国財務省からは議会が連邦債務上限を引き上げずに米国がデフォルトに陥った場合、「壊滅的な事態になる恐れ」があるというレポートが発表されたことも警戒され、昨日のNYダウは136ドル安の14,996ドルと売られました。

東京株式市場も朝方は全面安となり、日経平均は10時4分に13,944円27銭(前日比212円98銭安)まで売られましたが、その後は下げ幅をやや縮めています。

昨日まで株価上昇が続いていたソフトバンクは反落しましたが、ファナック(6954)が値上がりし、米国でシェールガスを利用するエチレンプラントを受注した日揮(1963)や、8月中間期が2桁増益で、発行済株式総数の2.7%に当たる200万株を上限とした自社株買いも発表したイズミ(8273)などが買われ、個別に物色される銘柄も多かったことが下支えとなったようです。

ショッピングセンター内でゲームセンターを運営しているイオンファンタジー(4343)は、株価が下落したことを好機に捉えたいと、いちよし経済研究所がレーティングを「B」→「A」に引き上げました。海外展開が順調で中国では地元の有力ディベロッパーを中心に出店拡大を進めており、8月末で26店舗まで増加、今期末は40店舗(前期末11店舗)が計画されています。

ワコム(6727)は、スマートフォンなどのタッチパネルに手書き入力するペンの生産で、中国などにある協力工場の組立工程に自動化ラインを導入し、2016年3月期中に月産能力を現在の2.5倍にある1千万本に引き上げると日経産業新聞で報じられ、買われました。

一方、大豊建設(1822)鉄建建設(1815)などが安く、CVSベイエリア(2687)はコンビニ事業が苦戦し、業績予想を下方修正したことで売られました。

日経ジャスダック平均は1,882円39銭の12円35銭安。ガンホーオンライン(3765)はシティグループ証券がレーティングを新規に「1H(=買い/高リスク)」で目標株価10万円と発表し、値上がりしました。ビーイング(4734)は、建設業向け土木積算システムの会社で、今期の営業利益見通しを2億3千万円(前期比13.3%増)→3億3千万円(同62.6%増)に上方修正したことでストップ高買い気配となっています。

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