概況/大引け 本日は小幅揉み合い。米大統領と議会幹部との協議は物別れも、すでに昨日314円安で影響は限定的。ソフトバンクは時価総額で三菱UFJを抜き2位に

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は14,157円25銭の13円24銭安、TOPIXは1,173.99の1.17ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は526、値下がり銘柄数は1,106。出来高は24億2,350万株、売買代金は2兆396億円。

オバマ大統領が議会幹部と、政府機関の運営再開と債務上限引き上げを巡る協議を行いましたが、協議は物別れに終わりました。しかし、日経平均は昨日314円安となっているため、今日はあまり売られず、横這い推移となりました。

東海東京証券では米国の債務上限引き上げを行わないと10月17日に資金が尽きますが、直ちに米国債の利払いができなくなり、デフォルトに陥るということを意味するわけではないと述べています。いざという時には大統領が米国憲法修正第14条第4項で、必要な歳出に関しては債務上限に関わらず、債券を発行してでも支払いを認める可能性が残っているそうです。また、債務上限が引き上げられないということは新たな借金ができないことですが、何らかの歳出カットで利払い原資を確保すればよいとも述べています。財政引き締めとなりますが、米国はシェール革命、住宅の復活にビッグデータの成長があるので、プラス成長を維持できるだろうと解説しています。

本日の東京株式市場は、ソフトバンク(9984)が買われ、時価総額でトヨタには大きく水をあけられていますが、三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)は抜き、2位に浮上しました。ソフトバンクが35%を保有している中国の電子商取引会社のアリババグループが米国で株式公開の申請を行うことや、NTTドコモのiPhone販売による影響も大きい訳ではないといった見方も追い風となっているようです。

シップヘルスケア(3360)は、三井住友銀行とNECキャピタルソリューションと組み、2014年6月にも老人ホームや病院など介護・医療施設に運用対象を限定した不動産投資信託(REIT)を200億円規模で東証に上場すると報じられ、買われました。

ゼリア新薬(4559)は、東海東京調査センターがレーティングを新規に「2」(=やや強気)と発表しています。潰瘍性大腸炎治療薬「アサコール」の快進撃が続くと述べ、潰瘍性大腸炎は厚生労働省から難病指定され、医療費が公費負担の対象となっていることや、一端治癒しても再発するケースも多く、継続投与が必要な点も寄与しているそうです。コンビニ向けにウコンや肝臓エキスが配合されたドリンク剤の「ヘパリーゼ」も好調で、子宮頸がん治療薬「Z-100」(丸山ワクチンと同成分)はアジア市場開拓の戦略製品として開発が進められていることも好材料視しています。

日経ジャスダック平均は1,894円74銭の4円84銭高。再生医療関連のJ・TEC(7774)や、落橋防止装置で国土強靱化関連と目されているエスイー(3423)など政策振興期待の銘柄が買われました。

サン電子(6777)は、携帯電話販売店が顧客の機種変更の際に電話帳などデータのコピー・転送を行なう「セレブライト・タッチ」が、iPhoneの販売を開始したNTTドコモで採用されていることが好材料視されました。

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