概況/前引け 米国政府機関の閉鎖リスクを警戒し、広範囲に値下がり。ドル安円高で自動車が安い。一方、新興市場ではバイオ関連が堅調

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,505円73銭の254円34銭安、TOPIXは1,196.34ポイントの21.18ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は233、値下がり銘柄数は1,436。出来高は13億1,106万株、売買代金は8,239億円。

米国では予算や連邦政府の債務上限引き上げを巡って与野党が対立し、行政機能が停止に追い込まれかねないとの懸念が強いことから、先週末のNYダウが下落し、週明けの東京株式市場は全面安となりました。

予算協議を切り抜けたとしても、10月半ばまでに連邦債務上限引き上げの立法措置を講じないと、新規の国債発行が難しくなり、債務不履行懸念からリスク回避姿勢が強まる可能性があると不安がられています。

ドル売り円高から1ドル=97円75銭近辺の円高となっているため、トヨタ(7203)日産(7201)などの自動車株が安くなっています。信越化学(4063)日立化成(4217)は、半導体市場の調整リスクが三菱UFJモルガンスタンレー証券から報告され、売られました。

ハマキョウレックス(9037)は、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスと合意していた資本業務提携の契約を解除したと発表しています。SGホールディングスからシナジー効果を創出するための協議が不十分で時期尚早と延期の申し入れがあったそうです。

一方、買われた銘柄は乏しい状態でしたが、千代田化工建設(6366)は2015年度に川崎市で、世界初となる水素燃料の大型供給基地を建設すると報じられ、堅調となりました。エコカーの本命とされる燃料電池車に1日当たり4万台分に充填する量を供給でき、燃料コストを3割下げられることが期待されました。

ネクスト(2120)は、家具・インテリアのECサイト「FLYMEe」を運営しているフライミーとの資本・業務提携を発表しています。

最近、東京エレクトロンと米アプライドマテリアルズの経営統合や、LIXILグループによるドイツの住宅用機器メーカー グローエの買収、東レによる炭素繊維で世界3位の米ゾルテックや韓国の水処理膜大手のウンジンケミカルの買収など連日、M&Aのニュースも繰り広げられているため、GCAアヴィアン(2174)日本M&Aセンター(2127)なども繁忙になっていそうという期待が寄せられました。

日経ジャスダック平均は1,898円08銭の0円38銭高。政府の成長戦略や、10月7日のノーベル医学・生理学賞の発表も期待され、バイオ関連が相対的に堅調で、医学生物学研究所(4557)コスモバイア(3386)J・TEC(7774)などが値上がりしています。

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