概況/寄り付き 米国株が続落で、東証も冴えないスタート。安藤ハザマや五洋建設は高い

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,280万株、買いは1,130万株でした。

9時15分時点の日経平均は14,726円33銭の16円09銭安、TOPIXは1,215.03の3.95ポイント安。東証1部市場の値上がり銘柄数は593、値下がり銘柄数は978。

先週20日(金)のNYダウは185ドル安の15,451ドルで、今週23日(月)は49ドル安の15,401ドルでした。先週金曜日は、セントルイス連銀のブラード総裁が10月のFOMCで小幅な緩和縮小を決定する可能性があると述べたことや、米国議会で予算案が可決できないリスクが警戒されました。

米下院は10月から2ヵ月半の暫定予算案を可決しましたが、オバマ大統領が推進する医療保険制度改革に関する予算の撤廃を盛り込んでいるため、与党民主党が多数を占める上院の通過は困難で、オバマ大統領も同案を拒否する方針です。今月末までに議会が予算案を可決できなければ、予算が付かずに政府機関が閉鎖する恐れが出てきました。

23日も米国政府予算や連邦債務上限の引き上げを巡る与野党の交渉難航への警戒感から売られました。

連休明けの東京株式市場は、小幅安となっている銘柄も多く、利益確保の売りで三井不動産(8801)などの不動産株や、野村ホールディングス(8604)などの証券株、SMC(6273)などの設備投資関連も安く、大成建設(1801)も冴えない動きとなっています。

THK(6481)は、クレディスイス証券が投資判断を「買い」→「中立」に引き下げました。11月中旬発表予定の今第2四半期決算時にも通期業績予想は下方修正される可能性が高い。内需の回復遅れ、中国の季節的調整などによる予想売上高の未達が主因。FAサブセクター内における同社株価の出遅れ感も解消していると報告しました。

ただ、安藤ハザマ(1719)五洋建設(1893)など五輪誘致のインフラ整備関連で値上がりしている銘柄も散見されます。

ラサ工業(4022)は、放射性物質で汚染された土壌から汚染濃度が高い土砂分を分離・回収する装置「グラインドウォッシャー」を開発したと日刊工業新聞で報じられ、値上がりしました。

スマートフォンのタッチパネル用のハードコートフィルムを生産しているKIMOTO(7908)が、年初来高値を更新しました。アップル社の新型iPhoneへの期待や、中国の「1,000元スマホ」に代表されるミドルエンド製品が成長していることでも恩恵を受けていると期待されています。

一方、日本オラクル(4716)は、第1四半期(6~8月)が4%減益の94億円となり、売られました。ミドルウェアとアプリケーションズは減収となりました。

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