概況/寄り付き ここのところの上昇に加え、3連休を控え上値抑制。鉄建と大豊建設は信用規制で安い

概況


TOPIX 15分足 MA(25/75)

TOPIX 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,778円75銭の12円57銭高、TOPIXは1,218.23の2.75ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は857、値下がり銘柄数は740。出来高は19億9,949万株、売買代金は1兆1,345億円。

秋分の日の3連休を控えていることや、9月26日に日経平均に新規採用される日東電工(6988)が6,400円近辺の値がさ株なのに対し、除外銘柄である三菱製紙(3864)は90円近辺と価格差が大きいため、日経平均連動型ファンドから日東電工の買付けに際して、他の構成銘柄に幅広く換金売りが出る懸念も上値抑制要因となっているようです。

東京オリンピック関連や中央リニア新幹線の建設工事への期待で賑わった鉄建建設(1815)大豊建設(1822)は、東証が信用取引の委託保証金率を30%→50%(内現金20%以上)に引き上げたため、信用規制が響き、手仕舞い売りに押されました。

一方、熊谷組(1861)日本基礎技術(1914)ジャパンパイル(5288)日本コンベヤ(6375)などの土木関連の企業は買われました。

ニコン(7731)は、8月に理化学研究所発のバイオベンチャーの日本網膜研究所に5億円を出資し、iPS細胞による再生医療で必要な検査機器などを開発することが材料視されました。スマートフォンで写真を撮る人が増えているため、デジタルカメラで生き残るのは上位2~3社という見方から、他のカメラメーカーは撤退に追い込まれ、ニコンは残存者利益を得るという期待も意識されているようです。

東京電力(9501)は、安倍首相が福島第一原発の5、6号機の廃炉を要請したため、廃炉によって生じる東電の負担額が2千億円規模となりそうなことで売られました。

積水ハウス(1928)は、シティグループ証券が投資判断を「1(=買い)」→「2(=中立)」に、目標株価も1,600円→1,450円に引き下げたことで、値下がりしました。戸建住宅や賃貸住宅では消費増税後の反動で中期的に減収が見込まれると述べています。

インドネシアで海賊被害が急増していると報じられ、商船三井(9104)日本郵船(9101)なども敬遠されました。

日経ジャスダック平均は1,878円01銭の5円31銭高。8月29日に東証マザーズ市場に新規上場したN・フィールド(6077)は、精神疾患を対象とした訪問看護を行っている会社ですが、高値を更新しました。

ジャスダック市場では、リバーエレテック(6666)が水晶振動子がスマートフォン向けに出荷拡大期待で買われました。

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