概況/大引け 米FOMCで量的緩和の縮小が先送りされ、東証も広範囲に値上がり。リニア中央新幹線の詳細ルートが発表され、熊谷組や西松建設など土木会社が人気

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

大引けの日経平均は14,766円18銭の260円82銭高、TOPIXは1,215.48の22.41ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,544、値下がり銘柄数は160。出来高は37億4,897万株、売買代金は2兆4,147億円。

昨日の米国FOMCで量的緩和の縮小策が先送りされ、NYダウは147ドル高の15,676ドルと史上最高値を更新し、米国10年債利回りは2.70%を下回り、ドル円相場は一時98円を下回りました。

本日の東京株式市場も、米株高が好感され広範囲にわたる銘柄が買われました。

JR東海が昨日、2027年開業を目指しているリニア中央新幹線の東京-名古屋間の詳細なルートを発表しました。東京-名古屋間の286キロの86%は地下やトンネル部分となっていて、名古屋までの建設費は5兆4,300億円に上ることから、熊谷組(1861)西松建設(1820)飛島建設(1805)安藤・間(1719)日本基礎技術(1914)など土木工事に強い建設会社が大幅高となりました。

神奈川、愛知など都市部では2001年施行の大深度地下利用法に基づき、地上の地権者に補償する必要のない40メートル以深の大深度地下を利用します。地上の用地買収や事前の補償が必要なく円滑な用地確保が可能となる他、ルートの直線化によるコストダウン、地震の揺れが地下深くなるほど小さいなどのメリットがあるそうです。

新日鉄住金(5401)JFEホールディングス(5411)などの鉄鋼株も買われました。シティグループ証券では新日鉄住金のレーティングを「1」継続で、目標株価を380円→410円に引き上げ、JFEホールディングスは「1」と目標株価3,200円を継続しています。

ポーラオルビス(4927)は、バークレイズ証券が投資判断を新規に「オーバーウエイト」で目標株価を4,000円と発表したことで買われました。

丹青社(9743)は、各種施設やイベントでの内装展示のデザイン設計や施工を手掛けるディスプレイ業界で乃村工藝社に次ぐ2位の会社です。デザインから施行までを総合的に手掛ける大手は乃村工藝社と同社のみだそうです。東京五輪に関しては、関連施設の新装・改装や、周辺の都市開発増加も含めて、大型のプロジェクトになると期待されています。

日経ジャスダック平均1,872円70銭の16円04銭高。掘削機械の鉱研工業(6297)がストップ高となりました。セック(3741)は、ロボットのソフトウェア開発に力を入れていることが有望視されているようです。

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