五輪相場(9-13日)で買われた株 東急建、浅沼組など中小建設株がズラリ上位占める

概況


東急建設(1720) 日足

東急建設(1720) 日足

再開発関連も好人気

2020年のオリンピック東京招致成功で活気づいた前週の東京株式市場。建設、不動産、電鉄など幅広い銘柄が物色されたが、実際、個別銘柄ではどうだったのか。前々週末9日終値を起点に、13日終値までの東証1部全銘柄を対象にした上昇率上位30銘柄が左の表だ。

まず、気付くことは、中小の建設株がズラリと顔を出していること。上昇率トップは東急建(1720)、次いで、鉄建(1815)がともに株価は2倍以上に変ぼうしたほか、浅沼組(1852)大末建(1814)など低位株も大きく買われた。表には出ていないが、新国立競技場の建設で本命人気を集めた大成建(1801)は上昇率24%で33位。

建設株人気が一気に広がったが、その中で東急建は渋谷再開発の材料に加えて、売買単位10株で少額投資が可能な面も、個人中心に人気を集めた要因。鉄建は40年ぶりの山手線新駅建設計画と品川の貨物操車場移転関連でも注目。あと、東急建とともに17日約定分からは、日証金が新規売り停止の信用規制を発表、需給思惑を誘った面も。このほか、セメントのデイシイ(5234)や、巴(1921)東洋埠頭(9351)など東京湾岸の土地持ち会社が再開発期待で買われたのも特徴的だ。

一方、下落率では業績下方修正のSUMCO(3436)が-13%、大型増資のシャープ(6753)が-11%。そのほかREIT(不動産投資信託)の健闘も目立った。大和証券オフィス投資法人(8976)など7銘柄が2ケタの上昇となった。

9月9-13日の東証1部値上がり率トップ30
順位 コード 銘柄 9/13終値 騰落率 順位 コード 銘柄 9/13終値 騰落率
1 1720 東急建設 603円 151.25% 16 3639 ボルテージ 1090円 43.61%
2 1815 鉄建 301円 115.00% 17 9704 アゴーラHG 53円 39.47%
3 5234 デイシイ 725円 100.83% 18 8038 東都水 214円 38.06%
4 1822 大豊建 296円 96.03% 19 5269 日コンク 396円 37.02%
5 1852 浅沼組 130円 78.08% 20 8864 空港施設 940円 35.25%
6 1921 610円 75.79% 21 1888 若築建 121円 31.52%
7 9351 洋埠頭 323円 75.54% 22 1719 安藤ハザマ 292円 30.94%
8 1814 大末建 114円 65.22% 23 4611 大日塗 180円 29.50%
9 3654 ヒトコム 1792円 54.62% 24 1871 PS三菱 526円 29.24%
10 1805 飛島建 152円 50.50% 25 2427 アウトソシング 1106円 26.98%
11 1861 熊谷組 152円 47.57% 26 6358 酒井重 406円 26.09%
12 5480 冶金工 280円 45.83% 27 2151 タケエイ 1677円 25.81%
13 1826 佐田建 123円 44.71% 28 6291 エアーテック 548円 25.69%
14 1821 三住建設 117円 44.44% 29 1810 松井建 422円 25.60%
15 1898 世紀東急 115円 43.75% 30 1834 大和小田 272円 25.35%
戻る