「上場ホテル御三家」に続け! 隠れ「ホテル関連」をチェック

概況


東京オリンピック関連として、あるいは、近年増加傾向にある訪日外国人対策として、足元では「上場ホテル御三家」の伸びが著しい。11日現在、外国人知名度の高い帝国ホテル(9708・2部)ロイヤルホテル(9713・2部)京都ホテル(9723・2部)の株価はそろって前週末から50-60%高して、リーマン・ショック前の水準に回復している。

ただし、あまりの急騰劇ゆえ、多くの投資家が“傍観を決め込む”といった状況に。そこで今回は「隠れホテル」銘柄に注目しておき、来るべき戦に備えたい。

ホテル関連の筆頭に上がるのは、やはり大手不動産だろう。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は9日「インダストリーレポート/住宅・不動産」を発行して、三井不動産(8801)と三菱地所(8802)に注目、としている。三井不動産は帝国ホテルの筆頭株主であり、三菱地所は国内8つの「ロイヤルパークホテル」を運営する。

三井不動産は現在、帝国ホテルが立地する日比谷の再開発に着手中。三菱地所は本拠地・丸の内に星野リゾートを誘致して「星のや東京」の2016年開業を計画するなど、今後も総合不動産のホテル部門は規模拡大が見込まれている。けん引役は「訪日外国人」。政府は中期目標で12年実績の年間837万人から、東京五輪開催時の20年には2,500万人への拡大を掲げている。

加えて、レポートはホテル専業にも言及。会員制ホテルとビジネスホテルを展開するリゾートトラスト(4681)、リートへの物件拠出実績の多い共立メンテナンス(9616)、積極開発が続く常和ホールディングス(3258)にも収益機会が拡大、と述べている。常和ホールディングスはビジネスホテル数について現在の10施設から、14施設への拡大を予定している。

そして本紙は穴株としてロイヤルホールディングス(8179)を挙げたい。ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」などを手掛ける外食大手であり、飛行機の機内食もお手の物。11年3月には東京スカイツリーのおひざ元に「リッチモンドホテル浅草」を開業している。

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