概況/前引け 東京オリンピックの決定で全面高。大成建設が売買代金トップ、鉄建が高く、渋沢倉庫も含み益拡大期待

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

前引けの日経平均は14,122円10銭の261円29銭高、TOPIXは1,167.62の19.80ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は1,546、値下がり銘柄数は149。出来高は17億8,579万株、売買代金は1兆1,776億円。

2020年のオリンピックが東京に決まり、国立競技場を施工した実績があり、建て替え計画で恩恵を受けることが期待されていることや、大手ゼネコンの中で首都圏での受注が1番高い大成建設(1801)が、東証1部市場の売買代金トップとなりました。

1964年の東京オリピックの開催に向けて建設された首都高速道路や、新幹線などのインフラ整備はその後50年余りが経過して老朽化が目立つので、安全性を重視し、建て替えも進むという期待から、値上がり率上位には鉄建建設(1815)東急建設(1720)、体育館の施工が得意は巴コーポレーション(1921)、セメント関連のデイシイ(5234)などが並びました。

渋沢倉庫(9304)は東京湾近辺にオフィスビルや物流ビルを保有し、東京都競馬(9672)も勝島地区や平和島地区などに倉庫を保有しているため、地価の上昇で含み資産の価値が高まることが期待されました。

岩崎電気(6924)はLED道路灯やスタジアム用照明で恩恵を受けると期待され、綜合警備保障(2331)はオリンピックにレスリングが競技として残ることが決定したことで、吉田沙保里選手や伊調馨選手など有力選手を抱えており、オリンピック会場の警備需要も期待され、買われました。

電通(4324)も、東京オリンピックの放映権の販売手数料収入とオフィシャルスポンサーへの広告枠の販売収入が得られると期待され、大幅高となりました。

商業施設などの小売店の改装も進むという期待から乃村工藝社(9716)も、恩恵を受けると期待されました。

クックパッド(2193)は、ドイツ証券が投資判断を「Hold」→「Buy」に、目標株価を2,900円→3,400円に引き上げました。第1四半期は50%営業増益の8億4千万円で媒体価値の高まりに弾みがついてきたと解説しました。会員事業は「30日無料お試しキャンペーン」の効果でプレミアム会員の純増が約10万人と前年同期の約5万人を大幅に上回りました。会社は、キャンペーンの成果発揮を受けて、潜在的な会員の掘り起こしに向けた取り組みを強化しており、第2四半期以降も7~8万人の会員純増は続くだろうとドイツ証券では解説し、タイアップ広告で大型受注の獲得が寄与しているため、2014年4月期の営業利益は前期比33%増益の35億円と予想しています。

日経ジャスダック平均は1,793円52銭の17円98銭高。スポーツイベントの企画や運営を行っているセレスポがストップ高となり、インフラ整備の建設が増えるため、建設現場に現場監督を派遣する夢真ホールディングスも大幅高となりました。

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