概況/寄付き 東京市場は小幅高スタート。バルチック海運指数の年初来高値更新で海運株続伸

概況


日経平均 15分足 MA(25/75)

日経平均 15分足 MA(25/75)

今朝の外国証券6社による寄り前の注文状況は売りが1,310万株、買いは1,390万株でした。

9時15分時点の日経平均は14,102円81銭の48円94銭高、TOPIXは1,159.84の3.54ポイント高。東証1部市場の値上がり銘柄数は754、値下がり銘柄数は702。

昨日のNYダウは96ドル高の14,930ドルでした。8月の自動車販売は年率換算で1,609万台とアナリスト予想の1,580万台を上回り、2007年10月以来約6年ぶりの高水準を記録し、フォードやGMが買われました。

今朝の東京株式市場は、小じっかりとなっています。米国の8月の自動車販売で、トヨタ(7203)は22.8%増、本田(7267)は26.7%増、日産(7201)も22.3%増と好調だったので、株価は値上がりしています。

昨日のバルチック海運指数が前日比47ポイント高の1,215ポイントと年初来高値を更新したため、商船三井(9104)川崎汽船(9107)なども続伸しています。

三井住友建設(1821)は、西日本高速道路と共同で、新設する場合100年以上の耐久性を持つ橋の実用にメドをつけたと日経新聞で報じられ、値上がりしました。橋桁の鉄筋を高い強度の繊維に代え、サビによる劣化をなくし、橋1本あたり年間数百万円かかる点検・補修費用が7割以上減少するとのことです。

ソフトバンク(9984)は、SMBC日興証券がレーティングを新規に「1」で、目標株価は7,700円と発表し、小幅高となっています。国内はソフトバンクモバイルが契約者数の増加とARPU底打ちによって堅調な業績を維持し、イー・アクセスやウィルコムなど拡大したグループのネットワークやブランドを活用した事業展開によって、成長余力が高まる可能性が注目。海外はスプリント買収に伴う顧客資産の償却や旧クリアワイヤなどのコストの負担が重いが、ネットワークの改善投資の効果や新しい料金・マーケティング戦略により契約者が増加し、旧ネクステルのサービス停止による負担減や共同調達などコスト低減効果などによって、業績の改善が四半期毎に確認されるだろうと解説しています。

リケンテクノス(4220)は、スマートフォンやなどの表面保護向けに現在主流のカバーガラスと同等の硬度を持ち、重さを10分の1にしたフィルムを開発したと9月3日に報じられ、引き続き買われています。

リオン(6823)は、奈良県立医科大学と共同で耳の穴がふさがっている患者向けの補聴器を開発したと日経産業新聞で報じられ、値上がりしています。従来は頭部を切開して機器を頭蓋骨に埋め込むなどの手法が取られていたのに対し耳にかけるだけで音声を伝えられるため手術が不要になる。2016年度の承認申請、販売を目指す計画です。

反面、昨日は日本網膜研究所(現ヘリオス)の上場検討で大幅高となった新日本科学(2395)が、今朝は反落しています。

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